公私の境界が曖昧になりつつあるこの頃、たまの休みも仕事に纏わることに取り組んでいたら、休んだ気がしなくて週明けから倦怠感に苛まれている。私の体感としては、6月19日から7月8日まで気の休まる間がなく、なんと7月9日の休みすらも仕事に纏わることに取り組む予定になっている。そうすると、7月11日にようやく初めて心の底から何もしない休日≠楽しむことができる。職業的に当然だろうと指摘を受けると反論の余地はないが、図書館にこもって資料を複写をしたり、文献を読むのとは違った疲労が対人関係を伴うと蓄積されていく。趣味を仕事にしているから楽だろうと思われがちだが、プライベートを侵食しすぎると、業務中にあった嫌なことの記憶が私生活に流れ込む有様で、ゆとり世代的な言い訳をすると、何もしていないのに疲れ切ってしまった。だが、その苦労を耐え忍ぶのも7月10日までで、11日からは3連休が待っている。振休とはいえ、3日連続で休めてしまうのである。しかも、翌々週にも3連休が控えており、自己を労わるために用意された休日に不足はない。
それなのに、「本当に休んでもいいのだろうか?」とか「休み明けの業務の蓄積が怖い」などといって休暇中に仕事のことを思い浮かべる私はなんだかんだと社会人になってしまった

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