5月に決意表明だけして、何も投稿することなく放置されたつなビィ

三日坊主≠ヘ、厳しい修行に耐えられず、還俗してしまった僧から由来がきていると言うが、私は1日も継続することができなかったので、それ以下である。先ほど、何を思ったか、急にやる気がみなぎってきたので、数ヶ月ぶりに一念発起して投稿ページを開いた。気の赴くまま、近頃感じている厭世的な気分について書いていたのだが、一時保存する暇もなく、記事のデータが飛んでしまった。自分にしては珍しい長文で、達成感を味わおうとした矢先の不幸だった。 

コロナ禍以前から暗雲が立ち込めていた私の精神状況は、ワクチン接種やオリンピック開催間際になって立て続けに起きた問題をめぐる騒動が影響し、一気にマイナスの方へ振り切れてしまった。自分の身に起きた出来事ではないが、周囲の口角泡飛ばすような舌戦が繰り広げられている場面を垣間見ただけで、精神的なダメージを負ってしまった。テレビのないワンルームで一人暮らしをし、マスコミの情報など入ってこない隔絶された空間に住んでいてなお、私の心はそれらに揺さぶられた。直接的には関係のないことを勝手に関連させて邪推し、落ち込んだりした。ワクチンもオリンピックも関係なく、それ以前からすでに私の精神状況は最悪で悲鳴をあげていたが、この問題が終日取り上げられるようになってからは、一気に加速してしまったような気がする。精神的な余裕のなさから他者に対する目が厳しくなり、関わることのない人の思考にまで干渉して糾弾するようになってしまった。この現状を乗り越えるためには、双方向によるコミュニケーションを一旦休止することが一番ではないかという気がしている。しかし、寄辺ない独身者には、日常生活で起きたことを話す相手がいないという問題があり、それを解決する手段としてつなビィによる記事の投稿が適切なのではないかと考えた。誰かに何かを伝えたいが、一方的に伝えれば諍いは避けられるのではないかという淡い期待を胸に、外部からの情報はシャットダウンして、内々に籠る夏があってもいい。文章能力が低いので、こうした発信を通じて表現の幅を広げたいという意図もある。大々的に宣言した夏が、三日坊主で終わらないことを祈念して!
 

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