西頸城 門付け唄(かわいがらんせ)

見そめ相そめ ついなれそめて
今は思いの ソリャ種となる

来ては唐紙 なでてはもどる
いとど思いの ソリャ増鏡

かわいがらんせ つとめのうちは
末に女房 ソリャわが妻よ

おそれうれしや 侍すじよ
弓を片手に ソリャ矢を腰に

色を染めだす 酒田の小屋で
新潟小もめや ソリャ花千鳥

咲いてくやしや 千本桜
鳥もかよわん ソリャ山中に

すずり引きよせ 文かきつばた
いつかあやめに ソリャ百合の花

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