備忘録を綴る

昼夜逆転で12時間睡眠した後、満を辞して部屋を片付けようと乗り気になるも、あまりの雑然さにどこから手をつければよいか分からなくなり、現実逃避に読書。そのうち強烈な眠気が私を襲い、気付けば15時間も眠り続けていた。
嫌な記憶が繰り返し再生される悪夢が無限に続き、魘されているうちに朝がきていた。せっかくの休日をほとんど布団のなかで過ごしていたので、久々に立ち上がると目眩がして倒れそうになった。部屋は相変わらず汚いまま、現実は悪夢よりなお酷い

就寝前にfgoのガチャを回していると、突如として揺れ始めた我が家。後に震度3だったと判明したが、フレームの弱いニトリの低ランク安ベッドの上で立ち往生する私。裸族なので慌てて服を羽織ろうと飛び起きたまでは良かったが、あまりの部屋の汚さにズボンが見つからなかった。とりあえず、そのあたりに散乱しているワンピースを被ったときには揺れが収まっていた。幸い職場に招集されるレベルではなかったが、床が散らかっていると死の危険性が高まるという教訓を得た。こうしてパニックになって思考停止しているうちに、失われる命もあるのだろう

昨晩、あまりの孤独感に苛まれ、救いを求めるようにスペースのスピーカーに飛び入り参加した。しかし、かつてのように饒舌に話せず、輪のなかにうまく入れなかった。相性が悪いというよりは、私が私として受け入れる体制が全く整えられておらず、相槌を打ったり質問返しをするなど、協調できなくなってしまっていた。自分に幻滅してひとしきり落ち込んでいると、時計の針は午前3時を指していた。「明日は仕事なのに、何もかもうまくいかないな…」と、更に落ち込み、気付けば朝になっていた
特に不安定になった理由はないが、今まで以上に人と円滑なコミュニケーションがとれなってしまった。あまりに精神的に揺れ動いているため、しばらく誰とも交流しないほうがいいのではないかと考える始末。寂しいからと飛び込んで、勝手に落胆していても相手が可哀想なので、生活の基盤が安定するまでは人と距離を置いて隠棲したい。無理をしないで生きていたい

以前から身をもって痛感していたことではあるが、やはり高田の天気は信用ならないので、いつ何時でも傘を持ち歩くのがベストだと再確認。

朝一番、通勤するときは青空が広がっていた。発達し過ぎた雲に気圧されながらも、空が青い≠ニいう、ただそれだけのことに感動しながら空を見上げた。長時間上を向いていたので、血が昇ったのか首を痛めたが、気分が高揚していたので何もかも許せた。しかし、それはほんの一瞬の出来事にしか過ぎず、その後は横殴りの吹雪が襲来し、オチオチと外へ出られやしなかった。轟音とともに激しく降る雪は、ほとんど雨混じりで積もるようなものではない。ただ、ウルトラライトダウンを常時羽織っていながらも震えながら作業していた私は、寝不足も相俟って仕事に全く集中できなかった

19時に帰宅したのに、そこから4時間以上も暗闇のなかでTwitterをしていた。取り留めのない、生産性もない愚痴を垂れ流し、卒業してから何年経つのか分からないくらい昔の大学時代の話を繰り返し、耄碌爺のようにいつもお決まりのエピソードで締める。ほとぼり冷めた頃に全てが嫌になり、自暴自棄で騒いでいるうちに、1日しかない休暇が終わってしまう。生理前なのだろう。そう言い訳しないと示しがつかない。ケジメをつける必要もないが、孤独な夜は人を暴走させる危険性が高まるので、注意しなければならない

今の季節に限定した話かもしれないが、夜の帳が降りきる前、18時頃にみられる薄明るい空の絶妙なグラデーションが好きで、この時間に退勤するとウキウキしながら似たような写真をたくさん撮ってしまう。鮮やかとはいえない鈍い色調が落ち着くのは、華やかさとは無縁の人生を送っているからか。どこかで見たような懐かしさを覚え、緊張感から解放されて泣きたくなるようなときがある。そんな休日前夜